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  • 執筆者の写真靖宏 河畑

地震地すべり

能登半島地震で複数の孤立集落が発生しています。海岸沿いには、片側1車線ですがしっかりとした国道や県道も整備されています。


このアクセス道路が、地滑りでふさがれてしまった。集落へアクセスする道路は集落の両側にあって、災害で片側の道路が通行できなくなっても、反対側から遠回りすれば行ける...はずでした。


しかし、予想を超える巨大地震によって、集落の左右両側の道路が寸断されました。


この図は国立研究開発法人防災科学技術研究所が公開している「地すべり地形分布図」です。

ここから見ることができます。https://www.j-shis.bosai.go.jp/map/

一見してわかるように門前から能登半島の先端まで、日本海に面したところに地震地すべり地形が密集しています。特に海岸沿いは、小さな扇状地を除いて全部地震地すべり地形といって過言ではない状態になっています。


内陸では新潟県上越市と同じく新潟県十日町市の間の山。ここも地震地すべり地形の密集地域といえます。

また、四国の背骨ともいえる山。ここは中央構造線断層帯の南側にあたるところにもあります。


防災科学技術研究所のこの地図は、活断層も同時に表示することができて、30年以内と50年以内の地震発生確率も見ることができます。この地図の注書きにもありますが、ここに出てこないところでは地震地すべりの可能性がないということではありません。


石川県、新潟県、四国の例を見ましたが、この危険個所をすべて国費、県費で地すべり対策するのは不可能です。最終的には自分の身は自分で守る必要がどうしても出てきます。


今回の能登半島地震では津波が発生しました。あらゆるメディアで、高いところへの避難を呼びかけるメッセージが流れました。避難すべき場所は自治体によって指定されているとは思いますが、今一度その避難場所が地すべり地形になっていないか、確認する必要があるのかもしれません。


津波から逃げたら土砂災害にあってしまった、などとならないように。

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