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執筆者の写真靖宏 河畑

羽田空港の環境性能、その2


羽田空港の明かり採り窓を外部から確認するために展望デッキのさらに上のガリバーデッキに登ってみました。

始めてきましたが、山頂から一望した光景や岬から眺める大洋と違って、

目に入るもののほとんどが人工物で絶景感はあまりない。

でも、無数の飛行機が秩序正しく動いている、何というかオートメーション工場を見学しているのに近い感覚です。

さて展望デッキの床材は

えっ、木製?

断面をよく見ると木目調のプラスチックでした。

本来のコンクリート製の陸屋根の上に1mほどの空間を保ってこの床を張ってあるようです。

たぶん床下は換気用のプランビングなんだろうなあ。

さて、外部からみた明かり採り窓は

強化ガラス製の三角窓ですが、驚いたのは窓と窓の間はソーラーPVが設置されています。

再生エネルギーも使っていたのね。

それからなにげに壁に取り付けられている植物。

こんなチョットしたものが実は生産性に影響していたりします。

例えば今日の出発は33番ゲート。

天井低い、自然光少なく照度も低い、観葉植物なんてない、ということでぜんぜんやる気が湧いてこない待合いスペースです。

でもここでまた一つ発見。

バスが止まっている間も冷房が効いているのですが、エンジンは止めて電源からの電気で機械を動かしています。

こんなところにも二酸化炭素の排出量を抑える工夫がされています。

環境に優しい羽田空港でした。


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