昼食後外に出ると潮の匂いがますます海へ誘う。でも入れないんだ、今日は(明日も)。
なんか早く帰国して海行きたくなってきた。
次も海。ユーラシア大陸の西端、ロカ岬。

西ヨーロッパの歴史は好きで、歴史的あるいは宗教的遺産というのはとても興味がありますが、ユーラシア大陸最西端とか自然の絶景とかもあまり興味ない。
でも、がけ下に打ち寄せる波はぜひとも確認したいところではあります。

ウルワツ並みの崖下で風の影響が少ないので、来る波来る波、面ツル。下へ降りる手段がないので乗るサーファーもおらず、無人の波が割れています。
海入りたいなあ。
ちなみに「ユーラシア大陸の最西端まで来たぞ」って証明書くれました。

赤いのは蝋の印章ですが、帰国してカバンから出してみたら粉々に砕けていました。
今日最後はシントラという山間の街にある王宮。
リスボンの夏はあまりに暑くて、王様は夏の間はここで執務を行っていたらしい。
王様が行くってことはお付きの者たちや取り巻き連中も一緒に移動すして滞在するので、そこが街になっちゃったそうです。
ここが正面の広場と入口。

白い塔みたいなのは煙突でその下には調理場があります。
煙突の下のかまど。

王宮の外に出ると南方向の稜線にムーア人が築いた砦跡があります。どちらかというとこっちも行ってみたい。

山のてっぺんですが、建築当時石材をどうやって運び上げたのかとか、ムーア人支配の当時水とか食料はどうやって調達していたのでしょうか(運んだの?それとも雨水利用?)。 とても気になるところ。
シントラの街はリスボンから近いこともあって、観光客でとても混雑しています。

さて、リスボンへ帰るか。
今夜はサッカー欧州選手権Bグループ予選リーグ「ポルトガル対セルビア」が地元リスボン郊外の「エスタディオ・ダ・ルス(ルス・スタジアム)」が行われます。

高速道路がスタジアムの近くを通るのですが、無事ホテルにたどり着けるか!