期待以上だったポルトガル旅行6日目の2(3月26日)
- 靖宏 河畑
- 2019年4月14日
- 読了時間: 3分
観光最終日の午後は自由行動。
リスボンの市街地中心部のフィゲラ広場で解散しましたが、添乗員の小林さんが24時間有効のスイカみたいなやつ
ビバ・ビアジェム(viva viagem)

を購入するところまでお世話してくれました。
うん、これで交通機関は何でも乗れる・・・・はず。
午後の計画の前に、まずは腹ごしらえ。
時間かけて探す余裕がないので、目に入ったピザの店へGO。
マルゲリータですが、生のトマトは乗っていません。でかいので二人で仲良く1枚頂きました。

チーズとトマトソースにバジルで香りをつけただけ。生地はごくごく薄いです。9€で観光エリアのど真ん中なので、ポルトガルにしては結構な価格。まあ、この店のテナント料も高いんだと思います。
シンプルこの上ないピザですが、とにかくチーズがおいしい。なんだこの経験したことのないコクのあるチーズです。ヨーロッパの酪農製品は奥が深いなあ。
家内は「風吹いているのに外の席なんて」と文句たらたらでした。でもピザが予想以上に美味しくてご機嫌回復(子供か)。

さて、出陣、目指すは「国立古美術館」。
ポルトガルの路面電車といえば、こんなレトロでかっこいいやつ。

でも私たちが乗るのはこっち。

電車に乗ればなんとかなるだろうと思っていましたが、困った。
まず、次が何駅かのアナウンスがない。それから車内のボタンを押さない限り電車は止まってくれない。どこまでも走り続ける暴走電車。
車窓からの景色と地図を見比べていますが、今どこにいるのかよくわからないです。
何となく降りたら2駅通り過ぎていました。1キロほど歩いて逆戻り。
ここが国立古美術館。

国立古美術館はテーマごとに1階から4階に展示されています。ざっと見るだけで軽く2時間はかかる。じっくり見るなら丸1日。でもそんな時間ない。
ここに来た目的は二つ。
一つは日本史の教科書の中にあった南蛮屏風の本物を見ること。
もう一つは数年前に上野でやっていた「怖い絵展」を見ることができなかったので、ここで「一人怖い絵展」を見る。
これが南蛮屏風のホンマもの。

これのほかにも日本とポルトガルとの交易による品がたくさん展示されています。
そしていよいよ怖い絵展。
一つ目は「地獄」

もう一つは「サロメ」

美術館とかは普通撮影禁止だと思って、写真は一枚も撮っていません。写真はネットで探してきたもの。でも古美術館内で皆さん普通に写真撮っていました。ひょっとして写真OKなの?
他にも怖い絵あるんですけど、夜うなされそうなのでこの辺で。
さて帰るか。最寄りの電車の駅はすぐそこで助かった。
電車もすぐ来たし、乗るか。あれっ、通り過ぎちゃった。
路面電車も、バスも、停留所で手を上げないと止まってくれない。早く言ってよ。
でもおかげで路面電車の乗り方憶えました。痛い目に合わないと憶えられない人です。
今度リスボンに来たときは、路面電車に乗れるもんね(威張るほどのことではない)。