前から気になっていた調味料があります。

味の素の「お肉やわらかの素」。税込みで300円ちょい。 本当に柔らかくなるの? 結論から言うとなりました。 焼くと堅くなる食材の代表と言えば

鶏胸肉。安くて高蛋白なのですが、日を通すと堅くなるし味が単調といった短所があります。 右がやわらかの素を使ったもの、左は塩コショウするだけ。

焼きあがるとこんな感じになります。

同じくらいの厚みのものを選んで柔らかさを測定してみたいと思います。やわらかの素は右でちょっとテラテラした感じになります。 キッチン秤に乗せて箸が刺さり始めるまでの重量を計ってみました。

こんな感じです。

それぞれ3回やってみた結果は 素なしがだいだい400g台後半 素ありが同じく300g台半ば ざっと2割くらい柔らかくなりました。 しかし、これが美味しくなったといえるかどうかは別問題。 まず柔らかいという定義の問題。 素を使うと食感が「ちくわ」とか「さつまあげ」のように噛んだ感じがプツンとなります。 密な筋繊維がほぐれているのかな。 ふんわり柔らかくなるわけではありませんので注意。 それから肉をぎゅっと噛みしめるのが好きな肉食系の人には受けないか。 もう一つの問題点は 味 お肉やわらかの素は下味も同時につけることができるのですが、 個人的にはあまり好きな味ではないし、ショッパすぎ(かけすぎたか?)。 肉を柔らかくしてくれるだけの調味料があればいいのに。 そんなのがあれば軟らかくなった肉で色んな料理が作れると思うのですが、 どうでしょう、AJINOMOTOさん?