top of page


KAWABATA APPRAISAL
検索


能登半島地震 金沢市はどうだった?
2024年元旦に発生した能登半島地震は、金沢市周辺の内灘町にも液状化による甚大な被害を与えました。金沢市でも山手の地域で地すべりにより、戸建て住宅が崩落するなどの被害がありました。 幸いにも金沢市の城下町であった旧市街地や、IR軌道の北西側に土地区画整理事業によって開発された新市街地では目立った被害はありませんでした。特に新市街地は元の田園地帯でしたので、液状化などが心配されましたが、意外と大丈夫でした。 Copernicus Browserから、2023年12月30日と2024年1月6日のSLCデータをダウンロードし、簡単なSARデータの解析、いや解析というほど大げさなものではなくて、地盤面の変動の様子を画像化してみました。 右半分の赤色がまだらになっているところは、ほぼノイズなので全く信頼できません。それ以外の黄色から水色のところが、平野部の市街地や田園地帯になります。軸の数字はピクセル数です。 点線は金沢駅の周辺など、都心の真ん中を横切っています。なんとなく+2cm~マイナス2cmのように見えます。 点線のところの断面図を見ると、2500ピ

靖宏 河畑
2 日前読了時間: 2分


能登半島地震、金沢市における影響は?
能登半島地震は、珠洲市や輪島市をはじめ能登地域に甚大な被害をもたらしました。地震による被害は能登エリアにとどまらず、遠くは新潟県でも被害が確認されています。 金沢市でも 9人が負傷したほか、5850棟(2024年5月21日時点)の住宅が損壊し、崖崩れや液状化なども発生した。 Sentinel-1のSLCデータを使って、別の観点から被害の状況を示すことができないか試してみます。 金沢市~加賀市InSAR画像 この虹色のモヤモヤした画像はInSAR画像といって、地震前(2023年12月下旬)と地震発生直後(2024年1月初旬)に、それぞれSentinel-1が受信した二つの電波の位相差を表しています。 何もなければ二つの電波の位相は(ほぼ)一致します。しかし、例えば地面が隆起したりすると、地面から衛星までの距離が変化するので位相に差が出ます。 コヒーレンス・マップ コヒーレンスというのは珈琲とは何の関係もなくて、2時点の信号がどれほど似ているか(相関しているか)を表します。ぴったり一致すると1(コヒーレンスが高い)、似ても似つかないようならばゼロにな

靖宏 河畑
4月7日読了時間: 2分


珠洲市と輪島市の震災後の稲の作付け面積
最近Sentinelの画像を加工する沼にどっぷりはまっています。 能登半島地震の被害は甚大で、農家の方でも、震災で住家を失って、他の地域に移動したり、仮設住宅で暮らしている方も沢山います。そうすると、稲作も震災前ほどできていないのではないかと想像できます。 そこで珠洲市と輪島市から4地域を選び、NDWIを表すことで作付け面積の変化を知ることができそうです。NDWIは正規化水指数といって、水分の多さを表現することができます。例えば田植え直後の田は、ほぼ水面ですので白色になります。 画像は左から2023年(地震前)、2024年(地震直後)、2025年(地震の翌年)で、田植えが終わったばかりの5月下旬です。 珠洲市宝立町周辺 珠洲市野々江町周辺 珠洲市三崎町周辺 輪島市町野町周辺 いずれの地域も、地震の年には作付け面積は減少し、地震の翌年は2024年よりも作付け面積は増加するのですが、いずれも地震の前年である2023年を下回っています。 2023年をどれほど下回るかですが、見た目からは宝立地区の減少は比較的小さく、輪島市町野地区は減少が大きいよう

靖宏 河畑
4月3日読了時間: 2分
bottom of page