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宇宙から見たR8熊本地震
能登半島地震、ベネズエラ地震そして今回のR8熊本地震。どの地震もそれによってすべてを失い、最悪命をも奪うすさまじい自然災害です。私自身、地元の能登半島地震に約1週間建物の被害調査のために滞在し、家屋が倒壊し途方に暮れ、涙を流すお年寄りを見て心を痛めました。今でもあの婆ちゃんはどうしているんだろう、と時々夢に見ることがあります。 このような悲惨な被害をもたらす地震のことで記事を書くことで、両親が咎めることもないとは言えません。では、なぜ地震を題材として記事を書くかというと、例えば10年後とか、ひょっとして100年後とか、地震の予知が可能になるとしたとします。このような研究ですが、それ単独で、つまりうまく言えませんが、その研究だけで地震予知という成果にたどり着けるものではなく、例えば大学の学部レベルの学生の論文とか、民間の無数の研究記事など、ピラミッド状に積み重なった諸々の研究成果の土台の頂点にたどり着けるものです。 例えば高校生がこの記事を読んで、将来地震予知とか、今より高度なSAR衛星の開発などの分野に進み、地震予知をはじめ、人の命を守る分野に貢

靖宏 河畑
8月9日読了時間: 3分


ベネズエラ地震について
2026年6月24日(現地時間)、ベネズエラで巨大地震が発生しました。震源は首都カラカスの西方約170キロ、沿岸から約30キロ内陸の横ずれ断層で、1回目にⅯ7.2、更にその約40秒後にⅯ7.5と、立て続けにM7クラスの地震が発生しました。首都カラカスや沿岸のラ・グアイラ州を中心に多数の建物が倒壊し、死傷者は数千人規模とるなど、ベネズエラでは100年以上で最大級の地震災害となりました。 まだ被害の全容は明らかになっていませんが、今の時点でSentinel-1のSLCデータを使って、首都カラカスの地盤面の変位を測定してみました。 南北方向に干渉縞が見えます。図中の点線に沿って変位幅をグラフにします。 北部が隆起し、南部が少し沈下したようです。図のとおり、きれいな線形で傾いたことが分かります。変位幅を数値化してみます。北端の50か所の変位幅の平均と、南端の50か所のものを求めました。 北端:+7.8㎝ 南端:-4㎝ 以前も書いたことがありますが、この変位幅は水平変位と垂直変位からできています。 出典 keisanサービスhttps://keisan.s

靖宏 河畑
7月6日読了時間: 2分


青森県の地震での青森市と弘前市の地盤面に起こったこと?
2026年6月25日、青森県で岩手県沖を震源とする最大震度6強の地震が発生しました。この地震で、県庁所在地である青森市と津軽藩の城下町の弘前市の地盤面に何らかの変異が認められるか、思い出しがてらSAR解析をやってみました。 Sentinel-1のSLCデータをダウンロードしたはいいが、その後の手順をすっかり忘れていた。こんなこともあろうとメモしておいたものを見ながらの作業になりました。備忘録が役に立って、うれしいやら情けないやら。 青森市の市街地の干渉画像です。 図からは、市街地北部の海岸から南方向へきれいなグラデーションが現れているようです。点線の位置の変位幅をグラフにしてみました。 海岸に近い地域は約1.5㎝の沈下、x軸で400ピクセルの位置で約±ゼロで、緩やかな右肩上がりに線形的な変化があったようです。これにより、山側が川沿いより約1.5㎝高くなったようです。ただし、水平成分は完全に無視しています。ごめんなさい。 でも、これっていつものことなんじゃない?つまり地震があったからこんな地盤変位があったのではなく、弘前市ではいつもあることなんじゃ

靖宏 河畑
7月4日読了時間: 2分
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