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研究論文に応募した結果は・・・

  • 執筆者の写真: 靖宏 河畑
    靖宏 河畑
  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

日本不動産鑑定士協会連合会が設立60周年を迎えました。


60周年の記念事業として、60周年記念研究論文の募集がありましたので、

「東京都住宅地価格モデルにおける地理空間情報と画像利用の有効性の検証と住宅地価格の形成メカニズムの解明」

という、無駄に長いタイトルの論文を書いて送ったところ、応募総数たったの3本の中から

奨励賞

に選ばれました。


内容で特筆できるところは、不動産価格を形成する要因のうち、建物の密集度、騒音、緑化、道路の系統・連続性のような、計量化が難しい(測定して数値化することが難しい)要因を、上空からの画像を使って表現しようとしたところにあります。自分でいうのもなんですが、おそらく世界初の試みじゃないかと思います。


日本不動産鑑定士協会は、毎年論文を募集していて、上から順に

・最優秀賞 副賞30万円

・優秀賞 副賞15万円

・奨励賞 副賞10万円(今回の受賞はココ)

があります。ホームページに掲載されている論文は平成15年からで、最も新しいものは平成30年でした。平成30年以降の掲載がないのは、応募がなかったのか、それとも審査を通らなかったのかはわかりません。いずれにせよ平成30年以降で5年ぶりの入賞で、賞状もらいに60周年記念式典に行ってきました。

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賞状もらうのは、小学校3年の時に水道週間のポスターを図工の時間に書かされて、給食のおばちゃんが働いている様子を描いて金賞もらって以来ですので、56年ぶり。絵は今も昔も超ヘタクソです。動物を描くと、何の動物か絶対に当ててもらいないレベル。


ところで平成15年以降の受賞がすべて「奨励賞」だけというのは、2回目の人は優秀賞で、3回目でやっと最優秀賞になる「出世魚方式」なのか、それとも最優秀賞はノーベル賞クラスでないともらえないのか・・・・。


副賞の10万円ですが、まずGoogleのAPIの使用で6万円、授賞式に出席するための交通費で約3万円、源泉徴収で1万円で、きれいさっぱり消えました。

 
 
 

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