能登半島地震による金沢市の地盤の変位 結論
- 靖宏 河畑

- 21 時間前
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能登半島地震による金沢市の地盤面の沈降に関する解析も、いよいよ大詰め。
断面図で金沢市の変動のトレンドを明らかにしたいと思います。

沈降量マップにあるように、3か所で沈降量の断面図を作りました。

図のとおり、3か所とも+2.0㎝前後~-2.0前後の線形的な変異を認めることができます。
南北方向の断面図も見てみます。

北が隆起して南が沈下する傾向があるようですが、東西方向ほどは明確ではありませんでした。つまし、能登半島地震による金沢市の地盤変位の主成分は東西方向の沈降と言えそうです。
この変異はあくまでもLOS(line of sight )という衛星から見た変位ですので、これを鉛直変位に変換し、LOS変位に重ねた図面がこれ。

変位幅はやや大きくなりますが、同じトレンドを示しています。
ここからいえることは、LOS変位を鉛直に投影した仮説によると、金沢市の市街地の地盤面は、沿岸部で約1.5㎝隆起し、山際で約2.0cm沈下し、東西方向にトータル3.5㎝傾いたと言えます。
東西約10㎞の幅で3.5㎝です。普通の戸建て住宅で東西に20mの幅があるとすると、20mは10㎞の0.002ですので、
3.5㎝×0.002=0.007㎝
敷地の幅全体で0.07mmの変位です。
東西方向に6畳間の長いほうの辺があるとすると、3.64mは10㎞の約0.0004なので、その6畳間は0.0014㎝、0.014mm傾いたことになります。
ほとんど人間が感じる変位ではありませんでした。





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